ガッデム野球!お前に会えてうれしいぜ

球友と西武第二球場に教育リーグ、インボイス対マリーンズを見にいってきた。
世間はキャンプ情報そっちのけでWBCに湧いているが、そんな日本代表チームに選出されるような一流プレイヤーを目指し試合をしている若手や生活をかけた窓際族達がおもな出場選手だ。
試合はWBCの緊張感とはまるで違う所謂「調整ムード」が全体的に漂い、ところどころで苦笑や野次が飛ぶような酷い試合だったがここに見にきている観客で誰が「早くクビになれ」と思うでしょう。皆心の中で「来年はここにいるなよ(=早く一軍に上がれよ)」と思っているのだ。
こういう環境にWBC日本代表のスタープレイヤーは支えられている(いた)のだ。
WBCの手前にもすばらしい「野球」がある。

そして帰り道インボイスドームから球音が聞こえてくるので、のぞいてみると「JABA東京スポニチ大会」が行われていた。
もちろん時間があったので連続観戦。
第一回戦第六試合、NTT西日本日産自動車
この試合はイイ試合だった。本当に。
お客さんは数えられる程度。そこで笑う奴は笑っておけ。見なくていいです。
先程の教育リーグの調整ムードとは明らかに違う一戦必勝ムード。

九回裏2アウト、セカンドとライトの間にポトリと落ちる同点タイムリーヒット
その後のエラー連発(それまでエラーは両チームとも0だったのに)

「奇跡」という言葉は野球においては確実に存在する!
ここにもWBCの手前にあるすばらしい「野球」を吾発見せり。

もちろんWBCも楽しみだ。そこでもすばらしい「野球」をやってほしい。

ガッデム野球!お前に会えてうれしいぜ。