私の人生はリンクフリーとなっております。

最近「ブレーメン」は土曜の再放送でチェックしているんですけど、先週放送(今日再放送)の回で私を喜ばせてくれる出来事があったので報告します。

第三部主人公の雛子(加護亜依)が健志と「両親を笑わせたら何でも言う事をきく」と約束し、どうやって笑わせようかと考えているところ、進が

「この前寄席に潜り込んだ」

志ん生師匠の落語で爆笑した」

というじゃありませんか。ええっ。
そして、それを参考にして雛子が両親のまえでラジオをつけると、

「えーえっ、ある大家の若旦那さん・・・」
志ん生の声が!!!
娘。と志ん生がリンク!!!
これは志ん生と娘。のヲタである私にとってはたまらんのですよ。
地元図書館にある志ん生のCDを片っ端から借りまくった私の「中学時代」と現在娘。やハロプロに熱を上げている「大学時代」がリンクした瞬間。
ドラマでも、ちよのの「現代」美音子の「フォーク時代」雛子の「戦後ドサクサ」がリンクして話が進むように、私の「時代」をもリンクした素晴らしい瞬間だった。
ドラマの中ではただのギャグの小道具的な役割しか無いけれどそこで娘。と志ん生が繋がった。
過去の出来事がまったく関係のない所で現在進行形の出来事と繋がる瞬間、奇跡を感じると共にこれまでのことが無駄ではなかったとすこしほっとできるのだ。この僅かな安心がこれからの救いになる気がする。

(ちなみにラジオから流れて来た志ん生の根多は「千両みかん」で確定っぽい)