UTADA「EXDOUS」の評判

http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20041017150000/15754.html
米国での評判、そしてそれを受け手の日本での評判も悪い。
でも私はある意味評価したい。
新曲もラジオやテレビでしか聴いた事無いけど。

これまでの宇多田ヒカルのイメージって「ついにネイティブが歌謡曲やっちゃったよ」って感じで、二セモノ文化(エキゾチズムのようなもんかな・・・?)である歌謡曲でなにオリジナル目指しちゃってるのみたいないいイメージしかなかったけど、彼女も結局は只の歌い手なんだな。
エキゾチズムってのは見世物の基本中の基本で、例えば「駱駝」や「アザラシ」などの珍獣。タマちゃんがもてはやされたのも納得だ。
アメリカだって昔のサーカスには中国人や日本人がよく出てたみたいだ。
これまでに日本人にとっての「アメリカ」を宇多田ヒカルは提示した。
そして今回話題の歌詞はアメリカ人に対して「日本」を提示している。
その「日本」がどう表現されようがそんなもん芸人が言ってる事だ信用するも信じないのも勝手だろう。
よく思い出して欲しい外国の映画に登場する「勘違いジャパニーズ」を。
本物だろうが二セモノだろうがどうでもいいのだ。
特に世界が狭くなりつつある現在でもエキゾチズムを求めているのか?それへの挑戦だったのかもしれない。
その演出が稚拙だったのだとおもう、しかしその身を貶しながらも21歳(だったか?)の女性が世界最強の国で娯楽を提供しようとする姿はかっこいいと思う。