御三家

六月十八日(水)
NHKホールで行われた「帰ってきた御三家」に行きました。
前々から期待していたイベントで、A席(5000円)ながらも三階席いう訳の分からない料金設定でも「武道館満員の伝説」を知らない私はこの機会を流す事は出来なかった。
御三家といっても「麻布・開成・武蔵」でも「橋幸夫西郷輝彦舟木一夫」でも「野口五郎郷ひろみ西城秀樹」でもないんです。

永六輔野坂昭如小沢昭一」のトリオ

何年も前の事、この三人が歌で武道館を満員にしたそうで。
ここで注目したいのはこの三人は「純粋なミュージシャンではないということ」で俳優・作家などの活動を主としている人で(三人とも歌との関わりがなかった訳ではないが)曲もどこか面白い。
最近「コラボレーション」とかいう言葉を意識するまでもなく聞こえたり、異業種映画監督がたくさんいたりしますが「洒落でやってみました」とか気の利いた事は言えないのだろうか。
この三人ならばそういう気の利いた事を言うだろう。
真剣に取り組むのは当たり前にやる人たちでしょうから。


でも当日、野坂昭如は欠場。一番無念だったニ違い無い。

一世一代のジョークのはずが。