明るく楽しい東宝映画

pinosaku2003-08-23

白やんだ、浅草六区。そこにはかつて栄えた東洋一の歓楽街の姿は伺い知れない。
ただ、その情景を見るまで僕はまぎれもなく「東洋一の歓楽街、浅草」を見たんだ。

浅草東宝で毎週土曜に行われるオールナイトはTV以前の娯楽の空気を色濃く残している。しかし、「あの頃」に執拗に執着する浅草の街のように完全に歴史に埋没してはいないのである。
八時間近く映画を見るなんてある意味狂ってないと出来ないし、映画の、娯楽全般の力を信じてないと出来ない。その場にいる人はやはりそうなのだ。きっと浅草が隆盛していた頃は街全体にそういう人が集まっていたんだと思う。だから、浅草東宝のオールナイトに「東洋一の歓楽街、浅草」の姿を見たのだろう。
上映終了後、浅草東宝の階段を下りると「明るく楽しい東宝映画」という看板が目に入った。

[映画]クレージー大爆発
浅草東宝のオールナイトは「クレージーナイト」
日本の一大エンターテインメント集団「クレージーキャッツ」のシリーズ、「ニッポン無責任時代」「クレージーのぶちゃむくれ大発見」「日本一のワルノリ男」「クレージーの大爆発」「クレージーの怪盗ジバコ」の計五本の上映。
プログラムピクチャー全開!!!な番組。
なかでも「クレージーの大爆発」はすごい。

めちゃくちゃだしくだらないしおもしろい


「浅草東宝http://www.rakutenchi.co.jp/index.htm