替り目

pinosaku2003-10-17

現在、古今亭志ん生の十八番「替り目」に挑戦中。
やっぱり難しい。独身で童貞の私にはやっぱり出来ないな。
特に、おかみさんがまだ居る事に気が付かないで感謝の独り言を続ける下りは。この噺、途中のおでんの下りや、序盤の車屋の下り、笑わせるポイントこそ多いが全編酔っ払いのキャラと言うのはそのテンションを保つだけでもきついのに、同じハイテンションで突っ走っても変化が無くつまらない。ちなみに家元はこの手の酔っ払いは落語の世界のデフォルメされた物だと言っている。とりあえずは筋だけでも入れてからがんばろうか。
発見は「替り目」は志ん生の独壇場だと思ったが、圓遊のも爆笑度では歯が立たないが味があってよい。とくに「あの電気のついた家だ」とか枕の「葉書が酒の肴かい」は志ん生の地で行く「替り目」とは違った味を出している。