安倍なつみ

桂文楽(先代)
「楷書の芸」と言われたその緻密な言葉選びと”間”。根源的な古典落語の面白さを演りきれる技術に長けた名人。
そんな性質の芸故老年病気で口が回らなくなり、高座の途中にも関わらず「勉強し直して参ります」といってニ度と高座へ上がらなかったという。
そんな去り方がなっちもできればいいのだが・・・