辻希美
カッコイイ。とにかくカッコイイ。元々義太夫をやっていて、噺家で売れない頃は踊りのお師匠さんになろうともしたそうで、芝居をやっている写真を見たことも有るけどこれがまたきまっている。いい男。
カッコイイだけじゃなくて、妙な可笑しさもある。江戸時代の噺をしている最中いきなりマリリン・モンローが出て来たりする突拍子のない面白さがあるし、くすぐりも強く押すわけでもなく、ぐーっと引くわけでもなく、ネチネチとした感じで面白い。
ネタ数はメチャクチャ多い。多分日本一（つまり世界一）じゃないかな。その上「はずれ」は殆どの確立で無い。
噺家にしてはいい男過ぎたのか、若い頃は売れてなかったそうです。それが古今亭志ん生と戦場へ慰問してからというものめきめき頭角を現したそうです。
つまり、「辻・加護」で本領を発揮する。今回の新ユニットも楽しみだ。
