ゼブラ―マン

白黒ついたぜ。
どこもかしこも黒っぽい甘ったるい物質で浮き足立っていますが、小生「白と黒のヒーロー」に浮き足立っていました。
そう哀川翔主演100本記念作品『ゼブラ―マン』の初日。
クドカンはそこまで好きじゃないけど良かったぜ!!もうこの映画見たら語尾に「〜ぜ」と付けたくなる程熱い気持ちが湧いてきます。
豪華競演陣とか言われているけどそこまで哀川翔と親交の深い人がいないのも事実で、普通だったら遠藤憲一とか期待しちゃうんだけどなんたって監督が

「まだ100本目だからねえ”ヤクザもの”はできないでしょ」

って人ですからね。それと同じ気持ちが哀川翔にもあると思うし「現在進行形の100本記念作品」で無ければいけなかった今作品はクドカンとか子供とかまったく新しい物に突っ込むと言う形でそれを表現していると思う。
そして三池作品恒例の小道具(CGさえもこの人にとっては小道具なのです)ネタも冴えまくっていて皮肉や揶揄に満ちている点も「映画ファンも唸らせるというポーズ」を保つということで重要だ。ま、映画ファンならばもともと観ないかもねこう言う作品は、まあミニシアターでも行っててください。
それらの小道具ネタで秀逸なのは2010年に放送中の「放射能戦隊アレクサンダー」ラストで納得してください。
ファーストショットで「イキナリ三池」ですから三池ファンも安心でしょう。


とにかく熱いぜゼブラ―マン

白黒ついてねえなあこの文章・・・