YMOよりスターボーでKen Ishiiより電気グルーヴな訳よね。

つんく♂はそういうとこがさすがだよ。


補足します。
Wの「デュオU&U」収録「センチ・メタル・ボーイ」についてです。
原曲は「キララとウララ」という80'sアイドルデュオらしい。そんでもって大して売れなかった。ま、そんな名前知らなかったし。
80'sテクノブームに便乗したコンセプトアイドルな訳です。

最近古本屋で50円で買った五年前くらいのJPOP特集の「ミュージックマガジン」に「つんく♂スターボーが大好きらしい。」っていう記述があった。そこにこそつんく♂の、ハロプロの面白さがあると思うのですよ。

スターボーも三人組であるということでキラウラと異なるけどテクノブーム便乗の「差別化」の為だけのテクノのニセものですよ。
全然宇宙とか近未来のイメージ湧かないし、ドイツの原子力発電所も出てこないし、実はそこまで音数多くないし。

以前も書いたけどどっかの本だかサイトに書いてあった「誤訳文化としての歌謡曲」っていう歌謡曲の魅力がそこにある。

このアルバムでつんく♂がいまでも本物もにせものもどちらも「おもろい」という純粋な気持ちで取り扱ってくれる事が嬉しかった。

私は何かを犠牲にしてどちらか一方を諦めることが大嫌いだ。
どっちも「おもろい」んだろって自分に言い聞かせてる。