東京国際映画祭2

昨日は「ほたるの星」と「フェザーズインマイヘッド(原題)」を鑑賞。
やっぱりいました。ヲタさん連中が。きっちりと前の方に並んでいます。
ほたるの星」は角川映画だった。まずそれが驚き(というより勉強不足か・・・)。ヲタさんはばっちり最前列を陣取ります。
警備員のまじな顔三日間いってますが初めて見ました。で、ポールを立ててしっかりガード。
上映が始まるとさすがに大人しくなったけれど、スタッフロール中のあややの新曲でOADはよそうよ。みんな映画の余韻に慕ってるんだからさ。あとサイリュウム持って来ている人がいたけどあれも実はよろしくない。スクリーンに映し出される映像は光によって生まれる物だから。でも、タンポポの例もあるようにしっかりと前もって来場者の9割は緑のサイリュウム持参みたいな状況なら私の作品の評価は変わったかもしれない。
少しネタばれになるかも知れませんが、タイトルから分かるように「ほたる」が作品をほぼ全て構成していますから、緑のサイリがタンポポ祭のように蛍の光を生み出し、新しい感動が生まれたかもしれない。
悔しいけど、そんな観客一人の生み出す光なんて、オーチャード級の箱では邪魔な光でしか無いんです。ただそういう受け手の能動的な行動が生み出す映画の感動は新鮮で、いぜんここで書いた「仁侠映画の掛け声」と重なる。送り手の送る映像をぼんやりと観る受け手にはならないという姿勢は映画の新たな可能性を生む。
「フェザーズインマイヘッド」は爆睡しました。以上。