右近100年筆供養

今日は青物横丁の海雲寺で橘右近師(左下画像の寄席文字を書いています)生誕100年を記念して筆供養が行われました。
橘流寄席文字教室に通っているので行ってきました。
しかし、遠い。遠すぎる。本当に同じ東京か・・・。二時間くらいかかりました。
噺家連の住吉踊りの奉納も行われたためそれなりの人数が集まってました。
住吉踊りは「かっぽれ」とか「奴さん」等寄席ではお馴染みの踊り。実は会場の海雲寺が発祥の地だそうで。初代、豊年斎梅坊主(漢字あってるかなぁ・・・)っていう芸人なんだか坊さんなんだか分かんない人が始めたそうです。この人っていうか初代とかあったことはしらなかったんだけど以前豊年斎梅坊主の「阿呆陀羅経」っていうのをCDで聞いた事がある。CDだから多分初代ではないだろうけど、とってもおもしろい音楽なのか、演芸なのか分からないもんだった記憶がある。木魚かなんかを叩きながらお経のリズムに乗って全くくだらない内容のお経をラップの如く唱えると行った物だった。「菜を食ってしおれ」とか「ミョウガくって馬鹿になって」みたいなくだらない内容だった。落語の分かる人には「黄金餅」釜無村の坊さんの「あじゃらかもくれん、てけれっつのぱあ。虎が鳴く虎が鳴くう。虎が鳴いたら大変だ」っていう念仏みたいな全くありがたみを感じないお経って言えば分かりやすいでしょうかね。
すこし本腰入れてこの人を調べてみるかな。
話は脱線しましたが、供養するような使いきった筆が無いので供養はしなかったけど、住吉はよさげ。笑組もやってた。さすが志ん朝一門!!!感心です。
住吉踊りはやらなかったけどスーツ姿の柳家三太楼ハケーン。それくらい。
おみやげに(っていっても会費払ってるけど)右近師の「酒」の字が入った日本酒と、弁当。橘流一門の千社札、「奉納 橘右近」とかかれた得体の知れない掛け物みたいな奴を貰いました。

自慢できる人がいねえ。