「ピンポン」

何気無く観た「ピンポン」のテレビ放送に打ちのめされた。
眼球に、胸に命中。頭がい骨をとびこえやはり僕の胸に。
冷静に振り返れば荒はたくさんあるがそれはどうでもいいや。それ以上の物があった。
別に一等賞になりたくなった訳ではない。
現実と理想。理想の為の汗。汗の現実。を私に提示してくれた。
(。の使い方がおかしいとかそんなんかんけえねえ)
ペコはヒーローになって皆を救った。俺はヒーローになれる才能を持っているとも思ってないし、登場を待ってくれる人もいない。スマイルのような才能も無いし、救ってくれるヒーローも見つけられない。アクマほど努力もしてない、ましてやドラゴンのような苦悩を味わった事も無い。
自らの存在意義を考えてしまった。こんなことは十四歳くらいの時にあったかないかだ。覚えていないのは突き落とされてそこで諦めてしまったからだ。
しかしもう諦めない。汗をかく事を忘れていただけだ。

「血反吐吐くほど文章書いて、血便出るほど映画観る」ここから始まるんだ。
きっと。