花に嵐の

撮影監督の岡崎宏三氏がお亡くなりました。
たしか私の大学のセンパイで昔は教鞭もとっていたそうです。
去年ラピュタ阿佐ヶ谷での特集上映の際お話を聞けたのですが、「現場」という所を生きる「職人」という生き物といった印象でした。
元気だけれど穏やかな姿は「現場」という空間でどう変わるのかと思うと逆に迫力を感じました。
たしか『貸間あり』を観たのですが、そのスピードは痛快。
そして有名な立ちションシーンは「楽しい事やり尽くしちゃってもう小便しか残ってないや」みたいなまさに小便をした後の震えるような気持ち良さと、無常観が伝わってきます。
「花に嵐の例えもあるぞ、サヨナラだけが人生ダ」